過払い金の電話相談をしない理由とは？

「過払い金のことで、ちょっと聞きたいんですけど」というお電話が、当事務所にも頻繁にかかってきます。

しかし、当事務所では、過払い金の電話相談は一切行っていません。

このため、「ちょっと聞きたいんですけど」という方へ、電話でご回答することはできません。

「過払い金のことで、ちょっと聞きたいんですけど」という方は、下記リンク先をご覧ください。

「あなたの過払い金を5分で無料診断」

「電話一本で過払い金がいくら出ているかわかります」

こんなフレーズを見たり、聞いたりしたことはありませんか？

過払い金請求の分野では、「電話相談」を手掛ける弁護士事務所や司法書士事務所が多くあります。

特に、全国展開型の大量処理型事務所では、ほぼもれなく、フリーダイヤルの番号で、電話相談を受け付けています。

実際に、電話で、東京や大阪に本部を置く全国展開型の事務所に相談された経験がある方も多いかもしれません。

一方で、電話で気軽に相談といっても、電話口で応対したのは、弁護士でしょうか？司法書士でしょうか？それとも資格を持たないスタッフでしょうか？

過払い金も立派な法律問題です。法律問題について、資格を持たない電話オペレーターが、相談に応じて良いのでしょうか？

電話相談というのは、出向かなくてもよいというメリットの一方で、「誰が相談に応じているのかわからない」「回答内容の正確性が保証されない」など、さまざまなデメリットがあります。

「電話一本で過払い金請求」。

全国チェーンの大量処理型事務所は、「簡単さ」を強調して、集客を図っています。

もちろん、依頼を受ける側も、電話一本で依頼を受ければ、効率が良いでしょう。

でも、過払い金請求は、本当に、電話一本で、お気軽に依頼すべきことでしょうか？

過払い金は、取引期間が長い方や借入金額が多かった方の場合、数百万円から1000万円を超えるケースも珍しくありません。

そして、過払い金は、法律上の争点がたくさんある分野ですので、依頼する事務所によって、回収できる金額も、回収できるまでの金額も大きく異なります。

全国チェーンの大量処理型事務所が、過払い金の実際の請求手続きに強いとは限りません。

本来ならば、数百万円取り戻せる案件でも、相手方貸金業者の言いなりになってしまうと、数十万円しか取り戻せない可能性もあるのが、過払い金請求の分野です。

そんな事務所によって差が出る過払い金請求。

「電話一本で依頼できるから」という理由で、依頼先を決めてしまって、本当に良いのでしょうか？

過払い金は依頼先を間違えてしまうと、取り戻せる金額も取り戻せなくなってしまいます。

「便利か否か」とか「楽か否か」という物差しで事務所を選ぶのではなく、「過払い金請求にどれだけ真剣に取り組んでいるのか」という視点から、過払い金請求の依頼先を選ぶようにして頂きたいと心の底から考えています。

「あなたに現金がいくら戻るのか、無料で調査します」。

こんなCMやネット広告、見たことありませんか？

これは、過払い金請求の依頼を受けた後に行う▼取引履歴の取寄せと▼引直し計算の2つのプロセスを、「無料調査」と称して、大量処理型事務所がお客さんを集める「集客目的」で行っているものです。

この過払い金無料調査、一見とても便利そうですが、過払い金にまじめに取り組んでいる当事務所からすると、全くお勧めできません。

無料調査を行う事務所の中には、調査の後、争点のない件や交渉のみで解決できるような業者の案件だけを受任して、争点のある件や過払い金の回収に手間と時間のかかる業者の案件の受任を断る「つまみ食い」を行っています。

こうした「つまみ食い事務所」は、争点のある件については、「地元の弁護士に相談してみて下さい」などと言って、平気で「食べ残し」を他の専門家に押し付けています（実際、当事務所にそうした方のご相談がたくさんあります）。

特に、司法書士法人の無料調査には、注意が必要です。

司法書士の場合、過払い金の金額が140万円を超えると、交渉も裁判もできません。

このため、無料調査の結果、140万円を超えていることが判明すると、そのまま依頼する事ができないのです。

こうした司法書士法人は提携する弁護士（提携弁護士）を紹介しようとしてきますが、会ったこともない東京や大阪の弁護士を紹介されても困ってしまいます。

結局、過払い金請求を依頼する事務所を探し直すことになるので、みなさんからすると、「二度手間」になります。

さらに、調査の信用性にも疑問があります。争点がある件について、貸金業者側の主張をそのまま認めた計算を行い、調査結果として過払い金の金額を不当に少なく伝えられてしまう危険性もあります（実際にそうした方のご相談を多数受けています）。

このように、「過払い金の無料調査」は、みなさんのためのサービスではありません。無料調査を行う事務所側が、過払い金がいくら出ているか、争点はあるかなどの「個人情報」を得て、案件の選別・つまみ食いに使う可能性がある恐ろしい手続きです。

くれぐれも、CMや広告に釣られて、安易に無料調査を依頼したりしないようご注意ください。

名古屋駅の弁護士・片山総合法律事務所では、事務所設立以来、過払い金の電話相談は、行っていません。

事務所の電話には、「過払い金のことで、ちょっと聞きたいんだけど」というお電話がよくかかってきているようですが、電話でご相談には応じられません。

こちらのホームページでも公開している事務所の電話番号は、過払い金の相談予約受付専用のお電話番号となります。

電話で質問に回答したりすることは一切行っていません。

当事務所でご相談・ご依頼頂いている方は、原則として、みなさん事務所にお越し頂き、きちんと弁護士が面談相談を行ったうえで、ご依頼の場合は正式に書面を取り交わしている方です。

電話一本で弁護士があれこれ回答すると、きちんと御来所いただき、ご依頼頂いている方々に対する裏切りになってしまいますので、今後も電話での相談や質問には、一切対応することはありません。

そもそも名古屋駅の弁護士・片山総合法律事務所は、事務所にご来所可能な東海地方にお住いの方々のみを対象とした地域密着型の事務所です。

通算の相談件数や過払い金の回収実績だけを誇る大量処理型事務所のように、「電話でも何でも相談件数が伸びれば良い」とか「電話だけでも受任しまくって売上さえ伸びれば良い」などと考えている全国展開型事務所とは違います。

電話だけで対応してもらって、ベルトコンベア式の流れ作業で、たくさんある案件の一つとして扱われたい方は、どうぞ全国展開型の事務所にご相談・ご依頼ください。

名古屋駅の弁護士・片山総合法律事務所は、きちんと過払い金を取り返したいという思いを持った方だけの案件を取り扱う、過払い金請求に真剣な事務所です。

電話と郵送だけで、ちゃっちゃと済ませたいという方には不向きな事務所になりますので、ご了承ください。

過払い金請求を手掛ける事務所の多くでは、複数の弁護士が担当したり、債務整理チームなどと言って資格を持たないスタッフも含めた無責任体制で対応しています。

このため、せっかく過払い金の件を相談しようと思っても、過払い金請求に詳しくなかったり、過払い金請求の経験がほとんどなかったり、過払い金請求にやる気のない弁護士が出てくるリスクがあります。

また、特に大量処理型事務所では、弁護士が出てくるのは最後だけで、相談のほとんどを資格を持たないスタッフが対応しているようです。

これでは、せっかく相談に足を運んだのにがっかりですよね。

名古屋駅の弁護士・片山総合法律事務所では、全ての方のご相談を、過払い金請求の経験豊富な所長弁護士が、直接担当します。

過払い金について心配な点や不安な点についても、過払い金請求に詳しい所長弁護士が相談を担当しますので、きちんと解消することができます。

確かに電話一本で済まないので、事務所まで足を運ぶのは面倒かもしれません。でも、その手間をかけた分だけ、過払い金に詳しい弁護士がきちんと対応しますので、どうぞご安心ください。

• 現在入院中で相談に出かけられない
• 車いすを利用していて、名古屋駅周辺に出かけることができない
• 親の介護があるため、外出できない
• 生まれて間もないこどもがいて、外出できない
• 東海地方から非常に離れた地域（北海道・東北地方、中国・四国地方、九州地方）にお住いで、泊りがけの外出をすることができない

以上のようなご事情のある方については、当事務所まで個別にお問い合わせください。

債務整理ではなく、すでに完済済みの会社に対する過払い金請求の場合、柔軟な対応もさせて頂きますので、どうぞご安心ください。

過払い金の件でお世話になりました。

最初の１回は面談という事もあり、正直面倒に思う部分もあり、電話のみで対応してくれる所の方が楽でいいかな？と迷いましたが、実際伺ってみると、先生が丁寧に対応してくれたので、「来て良かった」と思いました。

途中経過もメールで報告して頂いて、終始安心してお任せ出来ました。

私は行こうと思ってから何年も先延ばしにしていたので、今迷っている人がいたら、おすすめしたいです。

先生、ありがとうございました！